誰かの力になりたい、は無敵
最近触れたカルチャー。
漫画と小説と映画。
・3月のライオン(comic)
・僕は明日、昨日のきみとデートする(book & movie)
1. 3月のライオン
心動かされたい!
と私が最初に手に取ったのは、3月のライオン。レンタル。
この漫画を手に取った理由は、「有名だから」と、東京の中でも月島、豊洲、門前仲町らへんのエリアが好きで、この漫画の舞台が月島だから、という理由。
なんとなく読み始めたのに、5巻のイジメ問題あたりから一気に引き込まれた。
零が「ひなの力になりたい」と頑張りだしたところから。
このなんというか、「恋」ていう言葉で済ますのはもったいない、自分の子供を愛するような見守るような感情、、なんというか。
この見返りなく「誰かの力になりたい」ていう気持ちは無敵だなぁと。本当に自分でも信じられないくらいパワーが湧く。相手に知られなくても。それが描かれてるところがとても良い。
ひとりひとり、キャラクターの背景が丁寧に書かれていて。すごくいいなぁと思った。優しい世界。これからどうなっていくのだろう。
2.僕は明日、昨日のきみとデートする(※ネタバレ有)
次に手に取ったのは、
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。
この本が出た直後に、本屋で途中まで読んで、そのまま買わずじまいだった。大好きな京都が舞台。
ネタばれなしで語れないので、少し下へ。
タイトルが思い切りネタバレしてるけど、「僕」と「彼女」の日の進み方が違う、二人の恋の話。
僕が昨日体験したことは、彼女にとっては明日体験すること。
彼女が昨日体験したことは、僕が明日体験すること。
というとややこしいけど。
読み終えたあと、時間の概念がぐにゃっとなって、変な感じになった。
私にとっての昨日が、みんなにとっての明日だとしたら、どんな感じなんだろう…?と。
私だったら、絶対にうまく周りと話合わせられないな。
これこそ2回読むためにある本。
一回目はなんともなかった最初の出会いシーンが一番号泣。
僕にとって「初めての出会い」は、彼女にとっての「最後の別れ」。つらいなぁ。
でも「今」を「今日」を「人との共通の時間」を大切にしようと思えた。
もしかしたら、自分にとっての当たり前は、人にとっては当たり前じゃないかもしれないし。
そういう題材の話じゃないけど。
そして。京都見たさに映画も見た。
意外と配役はピッタリかも。
福士蒼汰と小松菜奈。良いよね。
小松菜奈、本当に唯一無二、ていう顔立ちしてる。似てる人がいない、というか。神秘的。
ただ小松菜奈が少しクールすぎるかなぁ?という感じがした。
私の中の愛美はもう少しだけ、テンション高い感じというか。
ちなみに、この抹茶ロールを食べるシーン。
「さらさ西陣」。
私も大好きなごはん屋さんです。
銭湯を改築して作ったごはん屋。
綾瀬はるかさんも、カレンダー撮影でここ来てたみたいで。前行ったらポスターがありました。
ご飯も美味しくて、タレから全部手作り感あって良い。
特にハンバーグがすき。
引き続き、恋愛物ばっかり読んでる。
この「幸せな両思い」の描写がすごく好きで。陽だまりの彼女の新婚描写とかもすごく好き。
基本的に、恋愛に関するものが好きなのかもしれない。
人の心が描かれているような。
歴史好きなのに、なんだか歴史ものはなかなか読みすすめなかったりする。